
生産ラインを熟知した、
小回りのきく
「困りごと解決企業」。
1982年、大手自動車工場の清掃ライン清掃を請け負う企業として創業しました。
お客様のすぐ近くにいる存在として、さまざまなご相談を寄せられるようになり、設備改造や装置のフレーム・台車等の製作、さらには製造工程で使用される設備製作へと業務を拡大。現在では自動車ボディ部品の設計開発から生産までの各工程で必要とされる設備・治具の設計検討から製作、電装含めた現地施工のニーズにお答えしています。ご依頼内容も、指定された仕様での製作だけでなく、「こんな工程を実現する設備を提案してほしい」といったご相談が増えています。当社のように小回りのきく規模で、生産ラインを熟知してご提案できる企業は希少な存在です。

設備に新たな能力をプラスし、
自動車の進化をサポート。
自動車の変化に伴って、ものづくりの現場では新たな課題が生まれます。自動車メーカーは既存設備を活かしながら、新たな治具や装置を追加して解決を図ることになります。例えば滑らかなカーブを持つ流線型の車体を形作るには、プレートの曲げ工程や、溶接・シール・ボルト止め工程での高い精度が要求され、その実現を支える治具が必要となります。グローバル展開車種の生産ラインでは、国ごとの法規に応じて仕様が異なる部品が混在して次々と流れるため、自動で判別して加工ロボットの挙動を変えるシステムが必要となります。こうした課題に、多様な技術を組み合わせ解決策を提示し実現できるのが、当社の技術力です。

3次元測定機を駆使して
現場の課題を把握して解決。
米国FARO社製の多関節式3次元測定機「FARO Quantumシリーズ」を保有。これまでに多数の活用実績があります。コンパクトで持ち運びが可能なこの3次元測定機は、お客様の生産現場に設置し、設備そのものや自動車のボディのような大型製品のスキャンが可能です。製品に想定通りの精度が出ない場合、工程ごとにスキャニングを行うことで、原因となる工程を特定できます。さらに原因解消のための設備改修まで一気通貫で行えるのも、当社ならではの強みです。
